■綾野剛に「俺と心中して」で事務所スカウト
岡田に手を差し伸べたという綾野剛も、小栗がいたからこそ現在の活躍ができていると、2015年5月の『A-Studio』(TBS系)で明らかにしている。
2人は2009年公開の映画『クローズZERO 2』で初共演。映画の打ち上げ会場に移動する際、小栗はなぜか乗る必要のないタクシーに綾野を誘い、2人きりの環境になると「綾野くんさぁ……俺と心中してくんね?」と語りかけたという。
当時、綾野は発言の意図がわからず、「気持ち悪いなぁ、この人……」「死ぬんやったら勝手に死ねや」と思ったそうだが、小栗から「剛みたいなやつがほしいんだ。うちの事務所をちゃんと役者事務所にしたい。本当に“本物”しかいない事務所にしたいから……。いつか事務所の人間だけで舞台とかやりたいんだよね」と熱い思いを聞かされ、小栗の事務所に移籍する決意をしたと明かしたのだ。
「綾野は自身が俳優としてブレイクしたのは、“間違いなくそのこと(事務所移籍)が理由だった”と語り、仕事が入るたびに小栗に報告していたといいます。綾野をはじめ、田中圭など、現在ドラマや映画で活躍している俳優の中には、小栗に世話になったという人物が少なくないでしょうね」(前出の芸能プロ関係者)
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