■胸アツトークの序盤で語った再ブレイクのきっかけ

 感情を爆発させた2人に対して、「出川さんめっちゃ優しい人だなど思った。フジモンも熱い気持ちもってる人だなぁって」「出川、フジモンの言葉刺さった」「出川さんとフジモンの涙がずっと頭に焼き付いて離れない 胸が苦しい 悲しい」など多くの反響が寄せられた。

「話題となった出川さんの終盤のコメントですが、実は涙を流す前に、出川さんは重要な話をしているんです」(お笑いプロ関係者)

 出川は「この番組(『アメトーーク』)には僕なりに思い入れがある」と切り出し、「元々、加地さん(加地倫三プロデューサー)とホトちゃん(蛍原)がプライベートで話していたときに、『出川さんはリアクションが面白いけど、実はプライベートの素の部分が面白いから、そこをアメトーークで取り上げていこうよ』って、俺の知らない新しい部分を引き出してくれた」「宮迫が僕のことをイジってくれて、すごい笑いにしてくれた。本当2人には感謝しかない」と語っていた。

「出川さんは、2000年台後半から従来のリアクション芸に加えて、“いじられキャラ”として再ブレイクします。そのきっかけは『世界の果てまでイッテQ!』(日本テレビ系)での活躍のように見えますが、解散報告会でも本人が話していたようにきっかけは『アメトーーク』にあるんです。

 出川さんとしては『アメトーーク』で新しい魅力を引き出してもらったからこそ、『イッテQ』をはじめとするその後の活躍につながったと考えているそうで、雨上がり決死隊の2人には本当に恩義を感じているそうです」(前同)

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