■岸がスベりまくるも周りが盛り上げてくれた

「司会の春風亭昇太(61)も“いい流れで来てるからね!”とするくらい盛り上がってたんですが、岸が“銀行員とお化け屋敷を兼業しています。おっかねー(おっかないと金)”と発言して見事に大スベリ(笑)。しかも、三平が微妙に滑った大喜利を披露後に再チャレンジしようとしたのを松岡に“三平師匠の後ならイケるんじゃないぞ! それは違うぞ! ここだ! じゃないぞ!”と全力でツッコまれていました」(専門誌記者)

「新しい流れができるかも」とフォローを入れた昇太だったが、岸の「ピッチャーとバッターを兼業しています。大谷翔平です」という回答もダダ滑り。「な、なんでですか?“うわぁ~!”ってならないですか!?」と、嘆く様子を見せた。

「3問目の“『○○しましょう!』と声をかけ一言”に至っては、“僕、いちばん好きな食べ物は蕎麦なんです!”と、誰にも声をかけないまま発言してしまったのを盛大にツッコまれ、改めて三平に声をかけるも“そば(側)にいるよ……”と微妙過ぎるダジャレを披露し“あ、すみません”とか細い声で謝罪(笑)。蕎麦については10月19日号の『女性自身』(光文社)でも、微妙な大喜利を披露していました」(前同)

『女性自身』で岸は、「夏目漱石は『I LOVE YOU』を『月が綺麗ですね』と訳したが、自分ならどう訳するか?」という大喜利ネタに「一緒にそば、食べたいですね」としていた。ちなみにざるそばは本当に大好物で、いつも2枚は食べるそうだ。

「しかし、何度滑っても挑戦するガッツは見習うべきところがありますね。『笑点』側も岸を盛り上げたかったのか、林家木久扇(83)が“せっかくこういう出会いがあったんだから、落語の稽古しようか?”と、“向かいの空き地に囲いができた。へー(塀)”という定番のネタを、落語独特の面白い喋り方でレクチャーしてあげる場面もありました」(前同)

 本来は声を震わせながらしゃべるのだが、天然の岸らしく身体を震わせてしまったり、震え声にならずに「うめき声じゃねぇかよ」と木久扇に言われてしまう場面もあったが、木久扇の座布団が没収されることでオチがついた。

  1. 1
  2. 2
  3. 3
  4. 4