■瀕死の『金スマ』を救うのはジュリー派のど真ん中・松潤!?

 厳しい状態にある『金スマ』で放送される中居と松本の1対1のトーク企画には、さまざまな角度から期待の声が寄せられている。

「2020年末を最後に活動休止期間に入った嵐は、芸能活動そのものをストップした大野智(40)を除いて、櫻井翔(39)、相葉雅紀(38)、二宮和也(38)がそれぞれレギュラーのバラエティ番組を持つ中、松本だけレギュラーがなく、ゲスト出演でもバラエティ番組に出ることはありませんでした。

 そのため、12月17日の『金スマ』への出演はレア度が高く、ファンのみならず注目されているわけです。当然、視聴率も期待できるでしょうし、『金スマ』サイドとしては、松本に番組を救ってもらいたいところではないでしょうか」(前出のテレビ誌ライター)

 そんな『金スマ』だが、2001年10月から始まった同番組の長い歴史の中では、危機的な状況を迎えたこともあったという。

「『金スマ』は、20年前の放送開始時は『中居正広の金曜日のスマたちへ』というタイトルだったのが、2016年2月の放送から『中居正広の金曜日のスマイルたちへ』と変更されたんです。番組開始15年目での突然の改題は、この前月に起こったSMAPの解散騒動に影響しているとささやかれています。

 タイトルにある『スマたちへ』がSMAPととられる可能性があり、SMAPが解散したらジャニーズサイドから打ち切りを申し入れられる危険性があったため、それを回避するため『スマイルたちへ』というタイトルに変更したのではないか、という話です。

 改題後、同年末まででSMAPは本当に解散してしまいました。ですので、神がかり的な判断で番組終了を免れたとも言えます。中居さん、番組幹部、そしてTBS上層部ががっちり手を握り、対応したという話が聞こえてきていますね。

 ただ、改題の原因とも言われるSMAPの解散騒動の裏では、現在のジャニーズ事務所社長の藤島ジュリー景子氏とSMAPを育てたI女史の対立があった。松本さんは、ジュリー派のど真ん中とも言われる嵐のメンバーですが、そんな松本さんが今回、中居さんの番組『金スマ』を“救う”というのは、なんとも皮肉な感じもしますね……」(前出の制作会社関係者)

 大注目の中居と松本のトークは、どれだけの数字を稼いでくれるのだろうか!?

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