■大泉洋の司会ぶりにも批判の声

 2020年と2021年、『紅白』の総合司会を務めた大泉洋(48)に対しては、厳しい声も上がっている。

 今回の『紅白』では、細川たかし(71)とともに名曲『北酒場』を歌った大泉。これに「北海道コラボ最っ高によかった」「細川たかしと熱唱! ハモリも聞けて北海道民としては言う事なし! 最高!!」といった声もある一方、「カラオケじゃねーんだぞ!!」「大泉洋はNHKの『SONGS』も、つまらなくした」といったコメントも寄せられている。

 また、LiSA(34)やまふまふ(30)など、まだ息が上がっているにもかかわらず、歌唱直後に大泉が食い気味でコメントを要求していたことにも、一部で不評の声が上がっている。

「大泉さんの司会ぶりはおおむね好評なのですが、やはり内村さんと比較してしまう、という人もいるのでしょう。内村さんは安定感が抜群で、見ていて本当に安心できますよね。優しく楽しい雰囲気で笑いもとってくれる。かつ、締めるところは締める。近年の『紅白』においては断トツでナンバーワンの司会者ではないでしょうか。

 また、年末年始のお笑い番組では、相変わらずダウンタウンの勢いが凄まじかったんです」(前出の制作会社関係者)

 ダウンタウンがMCを務めた12月25日放送の『お笑いアカデミー賞2021』(TBS系)は、世帯8.0%、テレビ各局が重視する13~49歳のコア視聴率も6.0%だったという。

「コア視聴率は、横並びでは抜けて1位でした。番組は2021年各ジャンルで最もお笑い界を盛り上げた芸人の功績を讃えるといった内容で、『最優秀話題賞』には『水曜日のダウンタウン』(TBS系)で不仲を解消したおぼん・こぼんが選ばれ、番組は大いに盛り上がりました」(前同)

 2022年1月1日21時からはダウンタウンがMCを務めた『笑いの王者が大集結!ドリーム東西ネタ合戦2022』が放送され、『キングオブコント2021』王者の空気階段と『M-1グランプリ2021』でチャンピオンに輝いた錦鯉などが出演し、世帯7.5%と健闘した。

「コア視聴率もかなり高かったんです。コア視聴率といえば、内村さんMCの『世界の果てまでイッテQ!』(日本テレビ系)は毎週のように全番組でトップのコア視聴率を記録します。1月2日の『新春スペシャル』でも世帯9.6%、コアもめちゃくちゃ高かったといいます。

 12月28日放送の『ウンナンのニッポン全国大表彰!国民的オブ・ザ・イヤー2021』(日本テレビ系)では、内村さんと南原清隆さん(56)の2021年初共演も話題を呼びました」(同)

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