■氷川のファンへの愛情深さを象徴する「サイン入りお菓子」

「《ファンの皆様の真心にお応えしたいという思いがエネルギー》ということでしたが、氷川さんが疲れてしまうのも無理はないかもしれませんね。

 たとえば、2017年に30代最後のシングル『男の絶唱』をリリースした際に、抽選で選ばれたファンなんと1000名を相手に握手会を行ったこともあります。しかも、一人一人、じっくりと時間をかけて触れ合い、語り合いながら2時間半かけて行ったそうですよ」(専門誌記者)

 同イベントは本来最新曲の『男の絶唱』で締める予定だったのが、「もう一曲歌いましょう」とサービスで『限界突破×サバイバー』をアンコールで歌い上げる場面もあった。

「また、ファンに対するとんでもない愛の深さが分かるエピソードとしては、『泣きながらがんばるあなた』(イーストプレス)などで知られる漫画家の大塚みちこさんが18年にツイッターで漫画にしている話があります。

 氷川さんのファンだった祖母えつこさんが亡くなった初盆に参加したら、なぜか親戚のおばちゃん(以下Aさん)が氷川きよしのサイン入りお菓子を持っていてお供えしたんです」(前同)

実際の写真(大塚みちこの公式ツイッター『@mt_mitty』より

 大塚さんによると、Aさんは東京の有名なお菓子屋さんで働いており、祖母の没後に何らかの取材でお店に氷川が訪れた際に「祖母が氷川さんの大ファンだった」と伝ええるだけ伝えたところ、お菓子を買い上げて、「おばあちゃんのお名前を教えていただけますか」「どうぞおばあちゃんに」とサインと「えつこおばあちゃん また生まれ変わってもお会いしたい」というメッセージを書いて、Aさんに手渡したという。

「それほどファンを大切にしている氷川さんだけに、今回の休業は本人にとっても苦渋の選択だったのではないでしょうか。時間はかかるかもしれませんが、しっかりと休養を取って、リフレッシュして気持ちよく帰ってきてほしいものです」(前同)

 1月27日の『FRIDAYデジタル』は、氷川の今後について「より自由な雰囲気の外国で過ごしたいという意向が強い」「ヨーロッパの歌やシャンソンを完璧に歌いたいという意欲もあって、数年前から英語やフランス語も学んでいる」と報じている。

 いつか帰ってきた際は、「自分らしさ」を存分に出した新曲に期待したい!

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