■予想外のエンディングにブーイング

 だが、続いて行われた上白石の大好物を当てる対決では、先ほどとは打って変わって、質問が迷走しまくり。相葉らが頭を悩ませる中、質問の順番が回ってきた岸は「(答えを)ちょっと狭めた感じでいきますね」と宣言すると、「玉ねぎ入ってますか?」と質問。あまりに微妙な質問だったことから、同じチームの風間から「狭まってるのかなぁ?」とツッコまれていた。

 結局、両チームともに上白石が好物だという中国料理店「梅林(めいりん)」の“五目焼きそば”を当てることができず。上白石が「(両チームに)これ食べてほしかった~!」と残念がる中、山崎が一気に麺をすすって「最高!」と食レポすると、番組はエンディングを迎えていた。

 山崎がたったひとりで五目焼きそばを食べる中エンディングを迎えるという、まさに“誰得”なオチで終わった今回。視聴者も納得がいかなかったようで、ネット上では「“VS魂”番組最後の画が、ザキヤマさんが焼きそばを食べてるのって、寂しすぎるし盛り上がらない」「主題歌を流しながら一人焼きそばを食べるザキヤマさんwなんだこれはw」などといった批判の声が相次いでいた。

「質問が迷走するのは想定内で、そこで笑わせておいて最後に正解するというのが理想だったんでしょうが、スタッフはメンバーの力量を見誤ってしまいましたね。『VS魂』では同じようなルールの“キキトリ魂”というゲームを過去にやっているので、流れは予想できたと思うのですが、メンバーの中でも特に天然な岸にひっくり返されてしまった感じですね」(制作会社ディレクター)

 ゲーム対決は番組の看板でもあるのだが、以前から盛り上がりに欠ける場面が多く、相葉が「このゲームひどいなと思った」と苦言を呈したこともある。メンバーの努力も当然、必要なのだが、まずは天然ぞろいのメンバーに企画を当てる必要があるのではないだろうか。今秋の改編での打ち切り説も囁かれているが、このままでは噂が本当のことになってしまうかもしれない。

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