深津絵里主演NHK朝ドラ『カムカムエヴリバディ』ひなた編スタート、序盤でいきなり消えた片桐・風間俊介復活を望む声があがるワケの画像
風間俊介

 NHKの連続テレビ小説カムカムエヴリバディ』も、1月31日の放送からいよいよ最後の“ひなた編”。ここのところ過去に登場したキャラの再登場が続き、話題になっている。

 1月31日の放送では、るい(深津絵里/49)と錠一郎(オダギリジョー/45)の娘、ひなた(新津ちせ/)が10歳になったところからスタート。時代劇が好きで男の子たちとチャンバラごっこに明け暮れるひなたは地道な努力が苦手で、2月1日の放送では夏休みの宿題を終わらせることができず、友達の野田一恵(清水美怜/10)や、藤井小夜子(竹野谷咲/10)に手伝ってもらっていた。

 このひなたの性格を知り、視聴者の間では、過去作に登場したキャラの名前が話題になった。るいの母、安子(上白石萌音/24)の兄である算太(濱田岳/33)だ。算太は明るく妹思いの兄だったが家業の和菓子屋「たちばな」を継ぐことを拒み、ダンサーになることを夢見て、大阪に行ってしまう。安子編の終盤、「たちばな」再建のための貯金を持ち逃げしてから登場していないが、ひなたの“明るいが努力を嫌う性格”が算太を思い出させたようで、「算太っぽさを感じる」という投稿がツイッターに多く上がっていた。

 このような感想を持ってしまうのは、過去キャラの再登場が、いつもの朝ドラ以上に多いからだろう。まずはひなたの友人の野田一恵は、るい編の重要キャラだったベリーこと野田一子(市川実日子/43)の娘。荒物屋「あかにし」の店主、赤螺吉右衛門(堀部圭亮/55)は、安子編に登場した荒物屋「あかにし」の店主、吉兵衛(堀部圭亮/2役)の息子。そもそも錠一郎も、安子編の喫茶店店主でジャズ好きの柳沢定一(世良公則/66)に育てられたという設定だ。書ききれないので割愛するが、キャラの再登場、過去に縁があるパターンはまだまだある。

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