■ジェジュンの両親への特別な感情

 そんな中、ジェジュンは姉が8人おり、9人姉弟の末っ子だと告白。両親は経済的に苦労したようで、ジェジュンによると、子どものころは自身の部屋もなく、家族全員がリビングで過ごしていたという。そのため、ジェジュンが家に強いこだわりを持っていることを明かすと、共演者たちは一様に胸を打たれた様子だったが、視聴者からもジェジュンの親孝行ぶりを称賛するコメントが続出。ネット上では「実家すごい! 親孝行だなー」「ご両親も誇りに思われてるでしょうね」などといった反響が相次いでいた。

 番組では触れられていなかったが、ジェジュンが豪邸をプレゼントした相手は実の両親ではなく、養父母。ジェジュンが4歳のとき、シングルマザーだった実母が“生活が楽になったら必ず迎えに行く”との約束で、養父母に彼を託したことから、9人姉弟の末っ子として育てられることになったのだ。

 このことは2005年に実母が息子との親子関係を証明する裁判を起こしたことで、公になった。この裁判は養子縁組をした際の手続きミスで、ジェジュンに兵役義務が2度発生することを心配し、起こしたもので、最終的には円満に解決した。その際にジェジュンは、自らの意思でその後も養父母の息子として生きる決意を表明しただけではなく、「僕のこれからの人生は、両方の両親に親孝行をして生きていく」とも語っていた。

 ジェジュンのインスタグラムでは、昨年の9月に今回紹介された両親の家を紹介している。ほかにも子ども時代の写真を投稿するなど、家族への強い思いが感じられる投稿がたびたび見られる。家のプレゼントはジェジュンにとって、本当に念願だったのだろう。

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