2月6日放送の『ザ!鉄腕!DASH!!』(日本テレビ系)は秋田県横田市を訪れ、TOKIOの城島茂(51)、SixTONESの森本慎太郎(24)、Aぇ!groupの草間リチャード敬太(26)らによる「グリル厄介」企画が行われたが、その内容が物議をかもしているという。
「『グリル厄介』は、一見すると食用不可能な“厄介だが罪のない命”の外来種を捕獲して自然の生態系を取り戻すと同時に、美味しく調理して命も粗末にしない、というコンセプトの企画です。
今回のターゲットは、横手市の横手川にいる、在来種を食べつくしてしまう厄介なブラウントラウトでした」(制作会社関係者)
ブラウントラウトは、サケ目サケ科に属する魚。和名で「ブラウンマス」と呼ばれることからもわかるように、元はカワマスもしくはニジマスの卵に混じって海外から日本へやって来てしまった魚だと言われている。
「視聴者のなかで批判の声があったのは2つ。まず、ブラウントラウトは見た目はちょっとグロテスクですがサケ科で、ふつうに食べられそうな外見をしている。実際、原産地のヨーロッパでは高級魚で、フランスにいたっては星が付くレストランでも“トルイット・ファリオ”という名前で扱われている魚です」(前同)
これまで同コーナーが扱ってきたのはアフリカツメガエル、タイワンスジオ(ヘビ)、グリーンイグアナ、アフリカマイマイ(カタツムリ)など、一見すると食べられない生物ばかり。魚についても、ウロコが固すぎてワニしか天敵のいないマダラロリカリア (プレコ)や、食用にするはずが泥臭くて捨てられたティラピア(イズミダイ)などだった。
ふつうに食用としてポピュラーなブラウントラウトは、コーナーにふさわしくないのでは、という声が上がっているのだ。