お笑いタレントの東野幸治（５４）と藤井隆（４９）がＭＣを務めるバラエティ番組『あらびき団』（ＴＢＳ系）が２月１２日のゴールデンタイム（１９～２２時）で初めて放送され、平均世帯視聴率５.８％（すべてビデオリサーチ調べ、関東地区）を記録したことが明らかになった。
同番組は、“あら削り”なイチ芸を持ったパフォーマーを集めたネタ番組で、２００７年から２０１１年まで深夜帯でレギュラー放送され、世界のナベアツ（５２）、はるな愛（４９）、ハリウッドザコシショウ（４８）などのスターを輩出し、人気を博した。
「ゴールデンの特番で世帯５.８％というのは厳しい数字とも思えますが、実はコア視聴率は決して悪くはなかったんです。テレビ各局は“とにかくコアを取りに行け”となっていて、コア視聴率しか見ていないような状況ですからね。
そんな中にあって、『あらびき団』はコア視聴率４.９％を記録した。世帯とほとんど差がないような高いコア視聴率を取っているということは、番組の視聴者のほとんどは１３～４９歳のコア層だということ。そういう意味では、『あらびき団』の初のゴールデン特番は大成功したと言えるのではないでしょうか」（制作会社関係者）
２月１２日の同時間帯、フジテレビでは『北京オリンピック ジャンプ男子ラージヒル決勝』を放送しており、ノーマルヒルで金メダルを獲得した小林陵侑選手（２５）も出場。世帯視聴率１６.２％、個人視聴率１０.８％と高い注目を集めた。
だが、五輪中継を除けば、ＴＢＳはコア視聴率で横並びトップでもあったという。
１９時台の番組では、嵐の相葉雅紀（３９）がＭＣを務める『ＩＬＯＶＥみんなのどうぶつ園』（日本テレビ系）はコア４.６％、サンドウィッチマンと芦田愛菜（１７）ＭＣの『サンドウィッチマン＆芦田愛菜の博士ちゃん』（テレビ朝日系）は３.２％。
また、２０時台の堺正章（７５）とくりぃむしちゅーＭＣの『世界一受けたい授業』（日本テレビ系は４.０％と、『みんなのどうぶつ園』からさらに０.８ポイント落としてしまっている。
