フィギュア羽生結弦「震えた声」、ジャンプ高梨沙羅&小林陵侑「ハグの威力」、スピードスケート高木美帆&菜那「姉妹の涙」…北京オリンピック「大号泣で顔腫れ」名場面ベスト3!!の画像
※羽生結弦。画像は日本オリンピック委員会公式インスタグラム「@team_nippon」より

 2月4日に幕を開けた北京冬季オリンピックも2月20日の開幕式でフィナーレを迎える。今回は、数々のドラマが生まれた本大会を、涙の感動場面とともにプレイバック。スポーツ大好き編集者のA子さん、フィギュアスケート好き主婦のB美さん、ミーハーでイケメン選手探しに余念がない会社員のC子さんの3人に「北京オリンピック感動名場面ベスト3」を聞いてみた。

3位 スピードスケート高木美帆&菜那姉妹の無言の涙

A子さん:3位は2月15日に行われた、スピードスケート女子団体パシュートの決勝かな。高木美帆、高木菜那、佐藤綾乃の3選手が出場して、カナダとの金メダル争いを繰り広げたんだけど、最終コーナーで高木菜那選手が転倒しちゃったんだよね。

B美さん:ゴール後に泣き崩れる菜那選手を見ていたら、私も込み上げるものがあったな。きっと「自分のせいで金メダルが取れなかった」ってものすごく責任を感じてるんだろうなって……。

C子さん:泣いて顔を上げられず座り込む姉・菜那選手の横に座って、何か言葉をかけるでもなくそっと寄り添い続けた妹の高木美帆選手の姿が感動的だったよね。

A子さん:ああいう時って無理に慰められるよりも、無言で傍に寄り添ってくれるほうが選手も救われるのかもね。しかも、相手が苦楽をともにしてきた妹ってあたりも泣ける!

B美さん:スキージャンプの小林陵侑選手の金メダルが決まった瞬間、同じ競技に出場していた兄の潤志郎選手と真っ先に抱き合った姿や、スノーボードの平野歩夢選手が五輪初出場の弟、海祝選手の滑りを心配そうに見つめる姿にもぐっときたり……。今回は、姉妹や兄弟の姿に泣かされた場面が多かったオリンピックだったように思うな。

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