■イタリア人も絶賛する味なのだが…
2月17日の『文春オンライン』には、
《食通を名乗る人が「サイゼリヤは現地の高級なイタリアンレストランでの食事をしたことのない連中がもてはやしているだけで本格的イタリアンにはほど遠い」と酷評をした横で、元イタリア大使館員が「さんざんイタリアで高級料理を食べてきましたが、サイゼリヤほどイタリアの一般的な料理を高いレベルで実現できた店はない」と断言してツイ削除に追い込まれ(略)》
《大学に来ているイタリア人講師や留学生に「サイゼリヤってほんとのところどうなの?」と聞いてみたところ、皆さん全員好意的評価で、「あれは美味しい」とか「イタリアに帰りたくなると足が向くお店」など前向きな感じだったのが印象的》
というコラムもあった。
「企業努力で、本場イタリアにも通用する低価格高クオリティの料理を提供しているのに、“値段が安い=デートに不向き”という風潮はサイゼリヤにとってはいい迷惑ですよね……」
こうした騒動を知っているのか、また、現状についてどう思っているのか『日刊大衆』はサイゼリヤに取材を申し込んだものの、
《折角ご連絡頂きたいへん申し訳ございませんが、辞退させて頂きたいと考えております。》
との返答だった。
理不尽な風潮に負けず、これからもサイゼリヤには素晴らしいイタリア料理を提供していただきたい。