■「台本を読んで“んーっ!?”って……」のワケ!

 香椎は「こんなサバサバした感じの口調の役柄と知らず、台本を読んで“んーっ!?”って思いました」と戸惑ったと明かしたうえで、「ただすごくありがたいと思っていて、久しぶりのドラマ出演でゼロからスタートできるタイミングで、今まででは絶対に出会えなかった役に出会えたことが本当に驚きました。うれしくもある一方、役柄の難しさに頭を抱えました」とコメントしている。

 役作りで参考にしたのはジブリの名作アニメ映画『魔女の宅急便』に登場する画家の少女・ウルスラだといい、「彼女のようなイメージなんですけど、そこから掘り下げていきました。監督がよく“『べらんめえ』なキャラだから”って言うんですけど、最初はやり切れなくて。考えずボンボン言うだけのようなキャラクターにはしたくなかった。その部分をすごく悩みましたね」と苦労した点も明かした。

「香椎さんが台本を読んで“んーっ!?”とドン引きしたのも無理はないのかもしれません。というのも、彼女が演じる岬希は本当にサバサバとした姉御肌のキャラで、いきなり広瀬さん演じる純に“最近、いつヤった?”とブッコんだりするようです。

 また、夜の営みについて、“相手なんか誰でもいい”、“1回ヤると落ち着くよ“、“どんなカップルにもヤリまくる時期があるのよ”といった過激なセリフを連発するといいますからね。久々の連ドラでこれだけ吹っ切れた役を引き受けたわけですから、香椎さんは復帰を機に女優として新たなステージに上ろうとしているのではないでしょうか」(前出の制作会社関係者)

『恋マジ』では広瀬の体当たり演技とともに、香椎演じる岬希の過激なセリフにも注目したい!

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