2006年に芸能界デビュー後、「おバカタレント」として『クイズ!ヘキサゴンII』(フジテレビ系)で人気を博し、ファッション誌『PINKY』(集英社)や『ViVi』(講談社)の専属モデルとしても活躍した木下優樹菜(34)。結婚、出産を経てさらなる飛翔が期待されたものの、2020年7月6日に芸能界から引退――。
そうして、一般人となった木下優樹菜が、沢渡朔と橋本憲和という2人のカメラマンを迎えて撮影した写真集『CORRECT』を3月17日に発売する。いま、彼女が思うことはなにか――。木下が自身の言葉で語った。
(第2回/全5回)
――最近面白かったドラマとか、映画、テレビ番組はありますか?
お仕事をお休みしてから、初めて韓国ドラマにハマって。
そっからもう韓国ドラマの沼にハマってしまい、いろんなの見てるんですけど、やっぱりこう、王道行ってしまうんですけど『愛の不時着』はもう一周しようかなって本当に考えてるところで、それぐらいやっぱすごく心があったまるなって思って。
逆に日本のやつあんまり見なくて…そうですね、韓国ドラマ好きですね。
「AmazonプライムとNetflixにない!じゃあHuluも入らなきゃ!」ってなるくらいハマっちゃって見続けてましたね。
――『愛の不時着』以外で気になっている作品はありますか?
好きな女優さんができちゃったので、ソン・ヘギョさんっていう、けっこうヒット作品の主役をやってる方なんですけど。
年上の方なんですけど、(その方のドラマをたくさん観ていると)勝手にその人の歴史を見た気がして。 やっぱ1年前とかのやつが Amazon プライムに登場したりするじゃないですか、結局それをひたすら見て、「この女の人のこの歳の取り方って、めちゃくちゃ素敵だな」とか、そういう意味でもソン・ヘギョさんを追ってる自分がいます。
それこそ去年の秋ぐらいにもう韓国では終わって、今 Amazonプライムに出た作品があるんです。デザイナーさんの話なんですけど、ファッション、ヘアスタイル、メイクだったり、例えば歩き方とかもすごく勉強になるので、またちょっと1年、2年前の韓国ドラマのとは違う見方ができるんですよね。
――ドラマのタイトルは何ですか?
『今、別れの途中です』。
――最近YouTubeとか撮影されていると思いますが、娘さんたちの反応は?
長女がもともと メイク動画やASMRが大好きなので、すごいうるさくて(笑)。
「メイク動画撮るときは、メイクの筆が入ってるやつをこうやって鳴らしたりするんだよ」とか、外国のYouTuberの方がメイク動画やってるのを見せてくれて、「メイク動画でもASMR になるんだよ」とか、「メイクしながら、チーク開けた時に爪でケースをカカカって、爪長くして音鳴らしていいんだよ」とか教えてもらってます。
――コロナ禍は生活に何か影響しましたか?
元々コロナが始まるちょっと前から、誰よりも先にステイホームが始まっていたので、コロナが始まってからもステイホームをずっと続けていました。
だから特に何かそこに関してのストレスはなかったんですけど、子供が好きな時に好きな場所に行けなかったりとか、放課後に友達と遊んだりとかっていうのがなかなか難しいので……。母親の感情としては、すごい可哀想だなって思いますね。
あとは、もともとアルコール除菌もめちゃくちゃ持ち歩いてるタイプだったので、あまり生活で持ち物がすごく変わったというのはなかったですし、芸能人って、常に変装として夏でもマスクじゃないですか?だからすごく変わったっていうことはないですね。