■日テレ『笑ってはいけない』での復帰を選んだ渡部にTBS幹部は大激怒!

 渡部が日本テレビの『笑ってはいけない』で復帰するという情報が出た際、TBSや『王様のブランチ』関係者は激怒したと言われている。

「不祥事からの復帰はお世話になっていた番組で、というのが業界の慣例としてあるんです。渡部さんはその復帰の舞台としてTBSではなく日テレを選んだわけです」(制作会社ディレクター)

 渡部は自粛前、『行列』にレギュラー出演しており、持ち回りでMCも担当していた。

「ただ、TBSの『王様のブランチ』には自粛前の時点で約3年半もの間MCとして出演していたんです。普通に考えれば、復帰は『王様のブランチ』で――というのが筋のはず。

 にもかかわらず、『笑ってはいけない』で復帰すると報じられ、TBS関係者からは“復帰するならこっちだろ!”といった怒声も上がったといいます。今回の定例会見では、日テレ以上にTBSのコメントのほうが語気が強い印象も受けましたが、それはこういった経緯もあるからかもしれませんね」(前同)

 2020年12月26日放送の『王様のブランチ』のエンディングでは、渡部とみられる人物の顔が描かれた風船のイラストが空に舞い上がり、破裂するという演出があり物議を醸したこともあった。

「あれは現場の暴走だったのでしょうが、局上層部も現場も渡部さんには本当に怒り心頭だったといいます。土曜昼の明るい番組に泥を塗ったわけですし、文春砲直後の『王様のブランチ』ではともにMCを務めていた佐藤栞里さん(31)が涙を流したほどでしたからね。

 日テレでの復帰を決めたという情報が出た段階、2020年12月の会見のタイミングで、TBSの上層部は“渡部はもうTBSには出演させない”と言っていたそうです。渡部さんはそのとき、TBSを事実上の出禁となっていて、それはおそらく長い年月変わることはないとも言われていますね」(同)

 千葉テレビ、TVerではその姿を見られるようになったが、渡部の本格復帰への道は険しいものになりそうだ――。

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