■発言がカットされた?

中居「自分に酔いしれて」

菅田「違う体力がいると思うんすけどそこをちゃんとやってることのファンのつくり方みたいなのも あんのかなとかは思いましたね。アジアスターみたいなのを見ると」

中居「どう?山田君」

山田「あえてそういう隙をつくってんじゃないかなって僕は思いましたけどね。完璧すぎるんじゃなくてちょっとツッコミどころがあった方がお客さんって今SNSもあってバズりやすいんで」

 と話していただけで、『イカゲーム』に関する話は、一言も出ていなかったのだ。

「一見すると不自然な編集はありませんでしたが、1ブロックごっそりカットされた、という可能性もありますよ。『イカゲーム』は、全世界で爆発的なヒットとなった韓国の人気ドラマ。これはもしかすると、2011年の『フジテレビ抗議デモ』が関係しているのかもしれません。あの時期、フジテレビは本当に大変でしたからね」(専門誌記者)

 2011年当時、フジテレビは「日本対韓国のサッカー試合を“韓日戦”と表記した」「K-POPや韓流ドラマを中心に韓国文化をプッシュしていた」「ドラマの小道具に韓国を持ち上げ、日本を侮蔑する単語を忍ばせていた」などなど、1つ1つは言いがかりに近いようなクレームが積み重なってしまい、「散歩」と称した非公式なデモも含め、2011年に4回、デモ行進が行われた。

 正確な人数は各メディアでバラつきがあるが、8月21日に行われたデモについては『スポーツ報知』が「公式発表で4000人」と報じている。

「この一件をフジテレビがいまだに気にしていて、山田が韓国ドラマを評価する発言をしていた部分をカットし、“韓国ドラマはすごいけど、日本ドラマも負けてない”というようなニュアンスのパートだけ放送したのではないでしょうか。あれは本格的にSNSが普及し始めた時期の出来事でしたが、いまやちょっとしたことで大炎上する時代ですからね」(前同)

 思わぬ騒動となってしまった山田とフジテレビ。今後に禍根が残らなければいいのだが……。

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