深津絵里、NHK朝ドラ『カムカムエヴリバディ』で33年ぶりの山下達郎『クリスマス・イブ』!ファンが沸き立つ「赤」と「振り向き」姿の画像
深津絵里

 3世代の女性の人生を描くNHK連続テレビ小説カムカムエヴリバディ』。3月10日放送回(第91回)では2代目ヒロインのるいを演じる深津絵里(49)にちなんだファンサービスとも取れる演出が、話題を呼んでいる。

「『カムカムエヴリバディ』は主人公がるいの娘であるひなた(川栄李奈/27)にバトンタッチしてからというもの、KANの『愛は勝つ』や米米CLUBの『君がいるだけで』、果てはアニメ『美少女戦士セーラームーン』の主題歌『ムーンライト伝説』などなど、80~90年代の懐かしのヒット曲、つまり登場人物にとっての流行歌がことあるごとにラジオで流れるようになりました。今回は、ZARDの『負けないで』も流れていましたね」(専門誌記者)

 10日放送の第91回はるい(深津)と夫の錠一郎(オダギリジョー)が92年放送の朝ドラ『ひらり』を視聴していたところ、テレビがの調子が悪くなるところからスタート。

 その後るいが外出していると、荒物屋(現在の雑貨屋)にテレビが置いてあるのに気づき「買い替え時かもしれんねぇ」と購入を検討する、という場面が描かれたのだが、そこでラジオから流れていたのが山下達郎(68)の名曲『クリスマス・イブ』だったのだ。

「88年、当時15歳の深津がブレイクするきっかけになった、JR東海のCM『HOME-TOWN EXPRESS・クリスマスバージョン』で流れていたの『クリスマス・イブ』だったことは、ある年代以上の日本国民なら誰もが知っている話。

 いまだに“深津といえばクリスマスイブ”の印象は強く、『カムカムエヴリバディ』で主演を務めると発表されたのが20年12月24日のクリスマスイブだったため、JRのCMを思い出す人が多かったですね」(前同)

 当時のCMは「深津が赤を基調とした服とピアスをして黒いジャケットを羽織り、新幹線のホームで恋人を待つ。待てども恋人は乗っておらず不貞腐れて背中を向けて帰ろうとするも実は恋人は柱の陰に隠れており、振り返ると、恋人がダンスを踊りながらプレゼントを持っている」という内容だった。

 それも明らかに意識した『カムカム』でも「真っ赤なストール」を首に巻いた深津が、「“背中を向けて”雑貨屋を通ろうとするも“振り返る”」という構図を重ねて見せた。

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