熊田曜子
※画像はSaoriのインスタグラムアカウント『@saori_fujisaki』より

 SEKAINOOWARIのSaori(35)が13日までにインスタグラムを更新。幼少期に性被害に遭っていたことを告白した。

 この日、Saoriは「知らない男性に『ズボンのチャックを一緒に閉めてくれないか』と声をかけられたのは、6歳のとき」と切り出し、「『一人で閉められなくて困っていた』そう言われて、私は男性と家の陰へ行った。男性の息は荒くて、違和感を感じたけれど、人助けだと思ってチャックを閉めた」「でも家に帰ったとき、間違ったことをしたかもしれない、と急に不安になった。怒られるかもしれない、と思って親に言えなかった」とつづって子どもの頃に性被害に遭っていたことを赤裸々に告白。

 その上で「私たちの国の性教育は、遅れている。私は子どもの頃、自分の身体を大切にする方法や、自分の身体が感じるものを認めてあげる方法を知る機会がなかった」「それは今でもあまり変わっていない。2022年になっても『性行為』とは何なのか、何に気をつけてどう考えるべきなのか、学校で教えてはいけない規定がある」と日本の性教育について説明し、「男女平等がどれだけ実現されているか示すジェンダーギャップ指数は、156カ国中120位。システムから変えていく必要があると思っています」と締めくくった。

 Saoriの性被害体験について、ファンからは「さおりちゃん。勇気ある投稿をありがとう」「辛い経験を話してくれてありがとうございました 考えさせられました」「さおりさんのような考えが、日本に広まっていきますように」「色々と考えさせられる投稿」「これを読んで少しでも沢山の人が何かを感じてほしいです」「彩織ちゃんのこういう投稿は、ただ読むだけじゃなくてじっくり考えることが出来て好きです」と支持するコメントが続出している。

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