『世界の果てまでイッテQ!』(日本テレビ系)をメインに大活躍し、国民的人気を誇るリアクション芸人の出川哲朗(58)。同番組のロッチ・中岡創一(44)や、同じ事務所に所属している狩野英孝(40)などが、たびたびリアクション芸人の後継者として話題になるが、ここにきて「オレの先を行ってる可能性も」とまで言わせる新たな後継者候補が出ているという。
「お笑いトリオ・パンサーの、尾形貴弘(44)です。出川が3月10日深夜に『かまいたちの知らんけど』(MBSテレビ)に出演した際、尾形について“期待の後輩”を通り越して“自分の地位を脅かすライバル”と認識しているという発言をしたんです」(専門誌記者)
出川は「1人、ハッキリと姿が見えてる。姿が見えてるどころか、オレの先を行ってる可能性も……。経験値では負けてない自負はあるけれども」と尾形の名前を挙げ、実例として21年末に放送した『お笑いアカデミー賞』(TBS系)での出来事を語った。
「最後に残った男とオレが勝負するんだけど、何日か前の打ち合わせの時に『ガチでやるんですか?』って聞いたら、ガチでやるって。で、もし50人の中から尾形が勝ち残ってきて、尾形と勝負になったら泣いちゃうかもしれませんって言ってたのよ」
「あの50何人の中でガチでやって勝ち上がってくるって、リアクションってもちろん魅せるところもあるけど、ある意味でハプニング的な運も持ってないとなかなか難しいだろうから、そこを勝ち上がってくるっていうのは、裏で見てて鳥肌がたったもんね。もちろん、リアクションも面白いけど、神に愛されてないと。尾形はそこを持ってるなと思った」
と話したうえで尾形について、「今まで何度もこういう(“次のリアクション芸人は?”という)インタビューを受けてきて、正直、みんな頑張ってるけど、怖いと感じなかった」と前置きし、「尾形はやっぱり怖いというか、凄い」と称賛したのだ。