清原果耶のTBS『ファイトソング』最終回、「ヘアゴム」に隠されていたメッセージ!役所広司、ハリウッド俳優にも広がる輪!の画像
清原果耶

 3月15日、清原果耶(20)主演ドラマ『ファイトソング』(TBS系)が、最終回を迎えた。聴覚を失ってしまった花枝(清原)とミュージシャンの春樹(間宮祥太朗)の恋の行方が盛り上がったが、それ以上に視聴者の目を引いたのは、清原の「ヘアゴム」だったという。

「最終回で清原がしていたのは、青と黄色のヘアゴム。この色は、現在ロシアの軍事侵攻で深刻な情勢に陥っているウクライナの国旗の色です。《花枝ちゃんのヘアゴムがウクライナカラー》《ヘアゴム、ウクライナカラーだけど意識してるのかな》というコメントが、SNSで多くあふれていました。これは偶然ではなく、意識してのことかもしれません」(専門誌記者)

『ファイトソング』でスタイリングを担当する山本那氏は3月8日に『モデルプレス』のインタビューでは、

《ヘアゴムは、その日のコーディネートを見てヘアメイクさんが合う色を選んでくださっているんです。》

 と、答えていた。

「世界的にウクライナカラーでの応援は広がっています。日本国内の話では、3月9日に福岡市中央区の大濠公園や長野県の松本城などがウクライナカラーのライトアップが行っているほか、3月11日に開かれた『第45回日本アカデミー賞』に出席した役所広司(66)は、さりげなくウクライナカラーのポケットチーフを胸に差していたのが話題となりました」(前同)

 国外では、3月13日(現地時間)にマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)の『ドクター・ストレンジ』で知られるベネディクト・カンバーバッチ(45)がBAFTA(英国アカデミー賞)に参加した際、胸にウクライナカラーの丸いバッジを付けていた。

「私たちは皆、バッジをつける以上のことをする必要があるのです。寄付をしたり、政治家に圧力をかけて、苦しんでいる人たちのために難民の安全や避難所を作り続ける必要があるのです。誰もができる限りのことをする必要があります」

 とコメントしていたほか、同じく『BAFTA』に参加していたスティーブン・グラハムや、ジェシカ・プラマー、ミリー・マッキントッシュ、ジョン・ボン・ジョヴィの息子であるジェイク・ボン・ジョヴィらも、やはりウクライナカラーのリボンやバッジを付けていた。

 世界中に広がる反戦の声。清原と『ファイトソング』のスタッフもその一端を担ったに違いないー-。

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