■かつては“じゃないほう”だった川島

 仕事は忙しいが、家では4歳の愛娘と同じ生活サイクルで、夜9時半には就寝し、5時半に起床という超健康的な生活を送っていると明かし、結果的に忙しくなる前よりも健康的になったとも語った。

 休みなしで働く川島に、視聴者からは「本当働きすぎでお体心配」「毎日見れるのはうれしいですがお体が心配」「ご無理なさいませんように」「ラビット見てるけど面白い」「刺身のあだ名は笑った」などさまざまなコメントが上がった。

 今でこそ、多忙極まりない川島だが、10年ほど前までは麒麟の“じゃないほう芸人”と呼ばれていた時代もあった。これは川島がポンコツだったわけではなく、相方の田村裕(42)の自伝『ホームレス中学生』が200万部超えの爆発的なヒットとなり、漫画やドラマ、映画化もされ、世間で麒麟といえば田村というイメージだったためだ。

 この大ヒットにより、番組に出演してもほぼ田村にしか話が振られなくなり、次第に川島の存在感が薄くなって“じゃないほう”と呼ばれていた。しかし、川島はバラエティなどで「すべてのボケを拾う」と共演する芸人たちからの信頼が厚く、出演番組では必ず爪痕を残していきた結果、多くの番組で器用され“川島無双”状態になった。

 オードリー若林正恭(43)、アンジャッシュ児嶋一哉(49)、ハライチ岩井勇気(35)なども、かつては“じゃないほう芸人”と呼ばれていたが、今では押しも押されもせぬ売れっ子になっている。“じゃないほう”の底力、恐るべし。

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