■起きるべくして起きた事故かもしれない

「これまでも『イッテQ』は19年5月24日にANZEN漫才みやぞん(36)がインドで“木の板をジャンプ台にして火の輪をくぐる”というロケ中に左足首を骨折する全治2か月のケガを負いましたが、そのわずか1か月後の6月24日に、フォーリンラブバービー(38)が『女芸人一芸合宿』の企画でダンスを披露中に左足に違和感を覚え、収録後に病院で、“左アキレス腱断裂”と診断されています。

 今回の中岡の場合は、予期せぬ事故というより、起きるべくして起きた事故、といった印象です」(専門誌記者) 

 中岡は、以前から『QTube』のスタッフのクオリティの低さに不満を呈することが少なくなかった。

 たとえば21年11月28日に東京オリンピック金メダリスト四十住さくら選手(19)とプールに浮かべた板の上を渡る「スケボー板渡し」に挑戦した際は、

「意地悪するからさぁ。動画の板がこれくらいなのに、薄くしたりするのよ」「この歪み、気になるよな? そういうのもな、ここのスタッフさんは平気やねん」「(四十住選手のスケボーと違って自身のスケボーの車輪がほとんど回転しないことに)さすがにこの差はないで?」

 と、番組が企画の難易度を上げていることや、その割に機材の質が悪いことに文句を言う場面があった。同年8月15日放送回では、「ADがずっとガサガサ音を立てて探し物をしている」という理由で気が散ってチャレンジに集中できないことについても、苦言を呈していた。

「“全治2か月”ということですが、不安なのはオードリー若林正恭(43)に関するエピソードです。若林は学生時代に中岡と同じくスポーツマンだったんですが、21年に42歳でバスケをしたら靱帯損傷で全治2か月の大ケガ。しかも、半年たっても治っていないと同年6月に『しくじり先生』(テレビ朝日系)で明かしています

“自分がおじさんということを忘れていた”“40歳を超えてるおじさんなのに、頭の中の身体能力は高校生のまま”という中岡と似たようなコメントをしていたんですよ。中岡も、全治2か月で済むといいのですが……」(前同)

『QTube』で盛り返しつつあった「イッテQ」だが、またしても暗雲が立ち込めている……。

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