■山下智久が「赤西軍団」に“再合流”しなかったワケ

 山下は2020年8月の『文春オンライン』に未成年女性との飲酒・お持ち帰り疑惑が報じられ、芸能活動自粛の処分に。その自粛期間中にハリウッド映画の出演オファーが舞い込み、フェイドアウトするようにジャニーズ事務所を退所している。

「山下の退所で、コロナ禍で発売延期状態となっていたKAT-TUN亀梨和也(36)とのユニット・亀と山Pのアルバム『SI』もお蔵入りし、ジャニーズ事務所の上層部は怒り心頭だったとも言われました。それでも、4月5日からは主演ドラマ『正直不動産』(NHK総合)がスタートするなど、退所後も変わらない活躍ぶり。

 それは、山下の日頃の人徳や立ち回りの上手さからだと言われています。昨年11月に発売したファースト写真集『CIRCLE』は大ヒットしましたが、これのプロモーションの際にも“ジャニーズ案件”にはぶつからないようしっかり配慮をしたといいますからね。もう、ジャニーズ事務所とも“雪解け”していると言えるのではないでしょうか。

 そんな、優しく人徳もある山下が、唯一怒りを示しているのが元KAT-TUNの赤西仁(37)と元関ジャニ∞錦戸亮(37)だと、東谷氏は明かしています。山下は“2人のことは絶対に許せない、一生許せない”と怒り心頭だったといいます」(前出の夕刊紙記者)

 かつて、赤西、山下、錦戸らは「赤西軍団」と呼ばれ、10年ほど前には夜な夜な六本木や西麻布などの繁華街で飲み歩いていたほか、クラブに入り浸るなど派手に遊んでいたことで知られる。

「赤西軍団」の赤西と錦戸はジャニーズ事務所退所後も行動をともにしており、2019年末には赤西と錦戸の共同プロジェクト「N/A」を立ち上げ、2020年4月には2人のYouTubeチャンネル『NO GOOD TV』を開設。同年9月には2人の1stアルバム『NO GOOD』もリリースしている。

「一部ではジャニーズ退所後、山下さんも赤西さんと錦戸さんの元へ“合流”するとも言われましたが、そうならなかったのは、やはり山下さんが2人に対して割り切れないものを抱いているからでしょう。そのきっかけとなったのが、2014年に起きた“携帯電話持ち去り事件”ですよね」(ワイドショー関係者)

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