■スタッフに家をプレゼント、アパレルブランドの売り上げ2000万円も寄付の豪快さ

 ヒカルが手掛ける事業は幅広く、アパレルブランド「ReZARD」や、メンズ脱毛サロンの「ReJehanne」、YouTuberの事務所「Next Stage」、ヘッドスパサロン「RedOFFY」など、枚挙にいとまがない。

 また、企業とのコラボレーションも多い。大手外食チェーンの「Joyfull」は、2021年ヒカルがプロデュースしたハンバーグやから揚げを販売。同チェーンは新型コロナウイルス感染症の影響で200店舗以上の閉店を余儀なくされるなど苦境に立たされていたが、ヒカルとのコラボで作り上げたハンバーグとから揚げが累計300万食以上売り上げ、一時は「Joyfull」の株価も上昇するほどの影響を与えた。

 ヒカル自身が2021年12月に明かした、複数の事業を合わせた総資産は、実に約100億円にも達するという。

「ヒカルはYouTuberとしての活動一本ではなく、他の領域でのビジネスを進めており、自身のチャンネルを宣伝に使うことができる発信力と、チャンネル登録しているファン473万人を動かせる圧倒的な影響力があります。

 トップ芸能人でもそれほどの力を持つタレントはおらず、お笑いコンビ・キングコング西野亮廣(41)、ホリエモンこと堀江貴文氏(49)より多くの支持を得ている、と言っても過言ではなさそうです。“論破王”としても知られる実業家のひろゆき氏(45)も、ヒカルの影響力は認めていて、“ヒカルさん”とさん付けで呼んでいるほどですからね」(前出のWEB編集者)

 また、寄付やプレゼントなども惜しまない気前のよさ、男気あふれる太っ腹ぶりもたびたび話題となっている。

 2021年1月には、「相馬さんの誕生日にガチで家プレゼントしてみた」という動画を投稿。家賃30万円の高級マンションをヒカルが借り、古参のスタッフである相馬さんを住まわせたこともある。

 今年の2月には自身のアパレルブランド「ReZARD」と、世界的芸術家の村上隆(60)がコラボした服の売り上げの全額である約2000万円を赤い羽根共同募金へ寄付、紺綬褒章を受け取っていたことを発表。今年の3月には、ウクライナ危機を受けて3000万円をウクライナ大使館へ寄付したことも明かしていた。

「トップのスポーツ選手で言えば、メジャーリーグ、ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平選手(27)の2021年度の年俸が約3億4千万円、2022年度は約6億2000万円と報道されています。大谷選手には一流企業がスポンサーについており、実際はもっともっと稼いでいると思われますが、ヒカルは大谷選手のような世界のトップのメジャーリーガーの収入を軽く超えている。

 さらに、影響力、豪快な一面などを考えても、芸能界の第一線を走る大人気芸能人や、はたまた会社経営者たちよりも“優良物件”と言えそうですね」(前同)

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