西島秀俊主演『ドライブ・マイ・カー』の「オスカー受賞快挙」が霧散!「米アカデミー賞」ウィル・スミス、“暴言コメディアン”クリス・ロックへの「壇上男気ビンタ」が“アメリカで支持されない”「深いワケ」!!メディアで「公開“W不倫”宣言」の画像
ウィル・スミスとジェイダ・ピンケット・スミス。画像はWill Smith公式インスタグラムアカウント『@willsmith』より

 3月28日、第94回アカデミー賞で、西島秀俊(51)主演、濱口竜介監督の『ドライブ・マイ・カー』が国際長編映画賞を受賞した。2009年、本木雅弘(56)主演の映画『おくりびと』以来のオスカーという快挙を日本中が祝福した。

 だが、周知のとおり、この日のアカデミー賞では、その快挙のニュースが霧散する前代未聞のトラブルが起きてしまった。

 長編ドキュメンタリー映画賞のプレゼンターとして登場したコメディアン・クリス・ロック(57)が、ウィル・スミス(53)の妻、ジェイダ・ピンケット・スミス(50)の髪型を揶揄するジョークとして、「ジェイダ、『G.I.ジェーン』(※注)の2が早く見たい」と発言。会場は一度は笑いに包まれたものの、ウィルは檀上に駆け上がりロックにまっすぐ向かうと、ロックの頬を平手打ちしたのだ。

 席に戻ってからも、ロックに向かって「妻の名前を口にするな」と、英語の放送コードでは絶対タブーである四文字単語を使用して抗議。その後、ウィルは映画『ドリーム・プラン』で主演男優賞を獲得したが、スピーチの中でロックを平手打ちしたことについて謝罪した。

(※注『G.I.ジェーン』は1997年のリドリー・スコット監督の映画。デミ・ムーア(59)が主演、髪を短く刈り上げて海軍特殊部隊で訓練するヒロインを演じた)

「ウィル・スミスの妻・ジェイダは、2018年から自己免疫疾患による脱毛症を患っていることを公表しており、抜け毛の跡が目立たぬよう髪を剃ったことを、2021年12月に自身のインスタグラムで明かしています。

 暴力は絶対によくない。ただ、病気や容姿をジョークにしたロックは許せない、愛する妻を侮辱されたウィルが平手打ちしたことのは理解できる、など、男気があるビンタだったのでは、と感じる人もいて、好意的な声も上がっています」(映画ライター)

 日本のSNS上では、「病気をネタにされたらそりゃキレる」「ウィルスミスはビンタはよくなかったかもだけど… 知ってた知らなかったは置いといて先に言葉の暴力を振るったのはコメディアンの方だし。 自分が妻ならウィルスミスの行動はとても嬉しいって思う」といった意見も寄せられている。

 だが、ウィルの行動に関しては、現地アメリカでは180度違った受け止められ方をしているようだ。

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