3月24日発売の『週刊文春』(文藝春秋)で、複数の女優への“性加害”を報じられた俳優の木下ほうか(58)が3月28日、所属事務所からマネジメント契約を解消された。
事務所は公式サイトで「今回の報道の内容により多くの方々に大変不快な思いをさせてしまい、また業界に携わる皆様のイメージを傷つけ信頼を揺るがす事態を招くものとなっておりますことを、大変遺憾に思っております」と厳しいコメントを発表。
また、「一部報道でお騒がせしておりますNHKドラマに関しましては、今回の事態を重く受け止め降板のお願いを申し入れさせて頂きました」とも報告した。
同日、木下も自身のツイッターを更新。報道について「一部事実と異なる点や10年程度前のことで記憶にないこともございますが、概ね間違っておりません」と認め、「芸能活動については全て無期限に休止させていただきます」と綴った。
木下が降板するNHKドラマとは、山下智久(36)が主演を務める4月5日スタートの『正直不動産』(NHK総合)のことだ。木下は山下の上司役で、すでに撮影は終了している。
3月28日、NHKは「ドラマ10『正直不動産』出演者の降板について」と題した書面を報道各社に送付。所属事務所から番組降板の申し入れと、契約を解消するという報告があったとし、「NHKとしては木下ほうか氏が出演しない内容で放送することといたしました」と説明した。
「ドラマの再撮は基本的にはせず、木下さんの出演部分をばっさりカットしての放送になるといいます。再撮ができないのは主演の山下さんが超多忙で、スケジュールを押さえられないからというもの理由のひとつだといいます。山下さんはすでに次の作品の撮影に入っているそうですからね。
ただ、作品がダメージを受けることは必至。ストーリーに影響しないように木下さんの出演部分をカットするはずで、つじつまがまったく合わない、ということはないでしょうが、当然、あったほうがいいシーンもなくなってしまうでしょうからね……」(制作会社関係者)