■かつては香取を「ヒバゴン」呼ばわりしたこともあったが…
「この放送の2年後にSMAPは解散し、レジェンド級のグループになるわけですが、松本の言う通り、いまだにSMAPを超えるジャニーズやアイドルは登場していませんよね。
そもそも、SMAPはそれまで隆盛を誇った歌番組が軒並み終了し、世間で“アイドル”がオワコン状態となっていたのを、バラエティや俳優という異ジャンルに果敢に挑み、文字通りテレビ史を変えたと言ってもいい存在になりましたからね」(専門誌記者)
ちなみに、松本はまだ森且行(48)がいた6人時代の95年に、SMAPと歌番組『HEY!HEY!HEY!』(フジテレビ系)で初共演した際、スタジオトークで「5人くらいトークしなきゃいけない」と、人数を勘違いして発言したことを浜田雅功(58)に訂正されるやり取りがあったが、結果的にこれも「予言」のような形になった。
この時期は、まだ松本はSMAPと交流がなかったことから、メンバーの名前がうろ覚えで、香取慎吾(45)を「ヒバゴン」呼ばわりするイジリもあったが、のちに国民的スターになるとは、この時点ではダウンタウンも想像していなかったかもしれない。
「結果的に解散してしまいましたが、ロンドンブーツ1号2号の田村淳(48)はSMAPについて“グループが解散して、それぞれがスターになる”ではなく“グループのまま、それぞれがスター”という部分がそれまでのアイドルとは別格だった、という話を21年11月にYouTubeチャンネルで話していましたね」(前同)