■対照的に精力的なファンサービス

 同年5月15日放送ラジオ「中居正広ON&ON AIR」(ニッポン放送)でも、

「もちろん考えてなくはないんですけど、ほんとにこれちょっと真面目な話になっちゃうんですけど。なんて言うんだろ。ちょっとね、やっぱね、そのファンクラブに入った人達の期待に応える自信が無いんですよ」

「(会報誌)あーやらない。インタビューとかってことでしょ?今日こんなことありました…みたいな。それはラジオ聴いてくれよ」

「(トークイベントも)なんか応えられないような気がするんだよな。だからちょっとね、予定ないです。わりぃ」

 と話していた。

「こうした話を聞いていると、SMAP時代は“つとぷ(2TOP)”として双璧をなしてきた木村拓哉(49)とは、根本の部分が違っていたのかもなぁ、と感じられます。木村もSMAPが解散し、中居も退所した20年7月に単独ファンクラブを開設していますね」(前出の女性誌記者)

 木村が立ち上げたファンクラブは『C&C』。名前の由来は木村がファンから「キャプテン」と呼ばれることが多いことにちなみ、「Capain(キャプテン)とCrew(クルー)」ということだ。会費は他のジャニーズと同じく入会金1000円と年会費4000円。

「こちらの場合、会報誌や限定動画に加え、コンサートだけでなく歌番組やドラマのエキストラなど“番組協力”の申し込み権や、誕生日カードなども充実しています。限定Tシャツなども扱っているし、ソロコンサートも行っている。ファンクラブの精力的なファンサービスは、木村の方が上な印象を受けますね」(前同)

 一方、そんなファンから大人気の木村だけに、トラブルもあるようで……。

「4月1日の『文春オンライン』が、3月1日午後5時に木村家に不法侵入しようとしたと思われる30~40代くらいの女性がいて、警察やパトカーらが集まる騒ぎになったことを報じたんです。また、08年には留守中に窓ガラスを割って自宅に入ろうとした不審人物がいて、やはり窃盗未遂事件として警察が動きました。

 中居も、99年ごろに”洗濯機や便座のフタを上げる””窓を全開にする””鍵を変えたがそれでも侵入し親機の受話器をあげていく”などなど、誰かが家に侵入したとしか思えない出来事が多々あったらしく、便宜上”タムラ”という名前を付けてラジオで何度も言及していたのがファンの間では有名な話です。ファンクラブ開設で、そういう不審者まで復活しなければいいのですが……」(前同)

「どっかに去ってしまった「あの子たち」を呼び戻すべくファンクラブを開設した中居。「タムラ」が戻ってこないことを祈る……。

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