■定番ブランド『あきたこまち』はカレーとよく合う
人気のTKG(卵かけごはん)には新潟県の『新之助』が◎。
「一粒一粒の存在感がある米で、卵かけご飯にピッタリ。卵との絡みもよく、繊細な味で、卵の風味をより引き立てます。だし醤油で食べるのがオススメです」
同じく、粒感重視なら、佐賀県の『さがびより』。
「冷めても白飯が固まりにくく、味わいが持続。お弁当に最適です」(同)
また、定番ブランドとなった『あきたこまち』は、「味、食感など非常にバランスが取れた米なので、実はカレーとよく合います。炊飯器の“硬めモード”で炊くと、より粒感が出て、カレールーとの一体感がさらに高まりますよ」(同)
■“日本人が大好きな米”を味わうならこの3銘柄
一方、モッチリとした食感や、ふくよかな甘みといった“日本人が大好きな米”を味わうなら、この3銘柄。
「『コシヒカリ』発祥の地・福井県の新ブランド『いちほまれ』や、軽やかな甘みが特徴の高知県の『にこまる』。さらに、北海道の『ゆめぴりか』が今年は抜群の出来。10年前のブランド誕生時の甘い香りを取り戻しました」(同)
最後は、西島氏が最も注目しているという秋田の『サキホコレ』。
「今秋に正式販売が決まっている新進のブランド米で、今年の『食味ランキング』参考品種部門で特Aを獲得しました。現在、限定店舗で実験販売中です」
好みや用途に応じた、銘柄を試してみては!?