■『じぞ恋』主演を降板した戸田との友情

「上野は今年3月末に、約18年間所属していた事務所『アミューズ』を退所し、同事務所で初期にマネジャーをしていた“育ての親”が代表を務める芸能事務所『Don-crew』と業務提携しますが、独立後初ドラマが『持続可能な恋ですか?』になります。放送前から、戸田恵梨香(33)をめぐる話題で注目されていましたね」(制作会社関係者)

 戸田について、21年10月20日付のWEB版『女性自身』は「22年4月期に放送予定だった主演ドラマ降板の意向制作側に申し入れていた」と報じられていたが、それが『じぞ恋』だった。

 12月23日発売の『週刊文春』(文藝春秋)によると、降板の理由は戸田と永野芽郁(22)のW主演だった21年7月クールの『ハコヅメ~たたかう!交番女子!~』(日本テレビ系)を担当したプロデューサーが経験不足から現場をうまく回せず、座長の戸田が「もう仕事できないかもしれません」と、撮影終了後に事務所社長に打ち明けるほどに疲れ果ててしまった、という背景を報じている。

「事態を重く見た社長が『じぞ恋』に限らず、戸田の意を汲んで複数の作品を降板させた、と報じていました。

 しかし、『女性自身』が戸田の降板を報じた当時、一部週刊誌はそれに関連して戸田と水川あさみ(38)の不仲説を報じ、その結果、2人は10月27日にインスタグラムで直接抗議文を掲載していましたね」

 これに被せる形で、

《水川あさみちゃん、戸田恵梨香ちゃん、偉いよ!》《私もつらい時期あったよ。なんか知らないけど長澤まさみちゃんと仲悪いとか共演NGとかさ。意味わからない事たくさん》

 と称賛とフォローのメッセージをツイッターで送っていたのが上野だった。その上野が、今回戸田の代打で主演するというめぐりあわせに、運命的なものを感じずにはいられない。

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