■先輩というよりお父さん

 その後は、トシ、中越、井ノ原が解答者になって3連続正解。残り1台となったサンドイッチの無人販売所で、井ノ原は「岸くんにリベンジしてほしい。これはね、岸刑事の成長物語でもある」と、解答者として岸を再指名。岸は「スゴい怖いですけど、汚名返上させてください」と気合を入れ、見事に1位を的中させてゴールした。

 トンチンカンな言動で一同を困惑させてた岸だったが、井ノ原が終始フォローしていたため、岸ファンはツイッター上で「井ノ原パイセン、底抜けの優しさです」「寛大な心すぎて井ノ原さんに感謝だし、岸くんは今日も愛されている」「井ノ原くん、岸くんと親子みたいでかわいかった」などと、感謝の声を寄せていた。

 ファンの指摘にもあるように、まるで父親のような井ノ原だったが、ほかのジャニーズの後輩にも同じように接している。20年公開の主演映画『461個のおべんとう』で井ノ原の息子役を演じた、なにわ男子道枝駿佑(19)は「疲れていたり忙しいはずなのに、撮影の合間でも僕を気にかけてたくさん話しかけてくれた」と感謝していた。

 先輩として威厳を保とうとするのではなく、フラットな雰囲気で気配りしてくれる井ノ原。だからこそ、ただの先輩ではなく父親のようだと感じられ、ジャニーズの後輩やそのファンから慕われるのだろう。

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