加藤茶の妻・加藤綾菜、実録夫婦マンガへの「カトちゃんの鬼ダメ出し」告白!「これは俺じゃない。俺は髪1本だ!」「出版社より厳しい」プロフェッショナル魂の画像
加藤綾菜

 4月9日に東京都の八重洲ブックセンターにて、加藤茶(79)の妻でタレントの加藤綾菜(33)による初の著書『加トちゃんといっしょ~加藤茶・綾菜の夫婦日記~』(双葉社)のトークイベントが行われた。

 同書はこれまで10年間の夫婦生活を赤裸々かつコミカルにマンガの形で送るエッセイだが、トークイベントではこれまで明かされていなかった新事実や、加藤茶のプロ根性が、愛妻の綾菜の口から改めて語られることになった。

『加トちゃんといっしょ~加藤茶・綾菜の夫婦日記~」(双葉社)

「たとえば、“加トちゃん”といえば、コントでは毛が一本のハゲヅラを被っていますが、実際はフサフサ。そのため、今回のエッセイマンガでも、最初は綾菜さんがフサフサの状態で描いていたら、加藤さんに注意されたというんです」(参加した記者=以下同)

 綾菜によると、

「ハゲづらだと失礼だと思って、最初は髪フサフサにしてたんですけど、“これは俺じゃない。俺は髪1本だ!”と言われて、この加トちゃんにしました」

 ということだった。加藤のチェックは「(出版する)双葉社さんより厳しい」らしく、

「自分のなかでは120点出し切ったんですけど、出来上がったのを見て構成が甘いとか、絵の表現がわかりづらいとか結構言われて、すごいテンション落ちてたけど、その中でも『オムレツ』の話だけはウルッとしました」

 と語っていた。

『加トちゃんといっしょ~加藤茶・綾菜の夫婦日記~」(双葉社)

『オムレツ』については、ある程度の年齢なら間違いなく共感できるエピソードだと思われる。また、同書からは「“ちょっとだけよ~”の足のひねり方が甘い!」というアドバイスほか、加藤のプロフェッショナルぶりがビシビシと伝わってくるほか、

「恥ずかしいことや、こんなこと言ったら引かれるかな」という多くの出来事についても「本当にすべて隠さず正直に書きなさい」というアドバイスをもらっており、最終的には「一懸命頑張った」「俺の50点はいい方」と総評がもらえたという。

 完成稿を読んだ際に、加藤は泣いていたそうだ。

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