坂上忍（５４）がＭＣを務めた『バイキングＭＯＲＥ』に代わって、佐野瑞樹アナウンサー（５０）と山崎夕貴アナ（３４）がＭＣを務める新番組『ポップＵＰ！』（フジテレビ系）がスタートしてから１週間あまりが経過したものの、番組の数字は超低空飛行を続けている。
４月１３日の番組冒頭では、佐野アナが水曜パーソナリティのおぎやはぎに「２回目となりますがどうでしょうか、今のお心持は？」と振り、矢作兼（５０）が「いつものように来ました。リラックスですよ」と応じ、「それでいいんでしょ。やる気出したほうがいいんですか？」と佐野アナに逆質問。
これに佐野アナが「いやいやいいんです。３時間ありますから」とコメントし、小木博明（５０）から「佐野さんが一番やる気なさそうに見えるから」と指摘されると、「とんでもない、やりますよ」と慌てる場面もあった。
そんな４月４日の初回の世帯視聴率は３.２％（すべてビデオリサーチ調べ、関東地区）、５日と６日は２.１％、７日は１.６％、８日は２.０％だった。また、個人視聴率も１.６％、１.０％、１.０％、０.８％、１.０％とあまりにも低い水準を推移。
「２週目に入った４月１１日の世帯は２.３％、個人１.０％と“微増”の気配も見せましたが、翌１２日は世帯１.８％、個人０.９％と、再びガクンと数字を落としていますからね。５日には同時間帯にやっているテレビ東京の『昼めし旅〜あなたのご飯見せてください！〜』より低い視聴率を記録しましたが、１２日にはまたしても『昼めし旅』に負けてしまったんです」（制作会社関係者）
１２日の『昼めし旅』の世帯視聴率は１.９％だった。
「３時間生放送をやって視聴率は１％台。目の良い人のほぼ視力のような最悪の数字。１週間やってみて局上層部含め、“これはマズい……マズいどころではない”となっていて、会議では“早々にテコ入れするべきだ”という声が出たそうです。ただ、そこでまず最初に出たの声が“どこからテコ入れしていいのかわからない”だったといいます。
現状、『ポップＵＰ！』はコーナーが細分化しすぎていて、どこを変えたらどう改善するのか見えてこない。３時間の生放送ですから、よかれと思ってたくさんのコーナーを入れ込んだ結果、テコ入れしにくい状況に陥ってしまった――ということのようです」（前同）
