このところ、『仮面ライダー』(テレビ朝日系)にまつわる不祥事が続いている。主に役者絡みの不祥事が多かったが、4月14日には、新たに制作現場で働いていた東映の20代女性の正社員が「月100時間を超える時間外労働を強いられ、セクハラ被害にも遭っていた」と、加入する労働組合・総合サポートユニオンとともに東京都内で記者会見を行っている。
「1日13時間以上働くことが常態化。時間外労働は6、7月と連続で法定上限を上回る100時間超。以前から『仮面ライダー』の現場は超ハードで、冗談半分に“訴えられたら確実に負ける”と言われてきましたが、いよいよシャレにならなくなってきましたね。
どうしても過密スケジュールが避けにくい現場であることは分かりますが……。しかも、フリーランスの助監督やスタッフの男性がセクハラしたうえ、上司が取り合ってくれなかったといいます」(特撮ライター=以下同)
この訴えについて東映広報室は新聞の取材に《セクハラの訴えは具体的な日時などが明確でない》返答をしており、火に油を注ぐ形でSNSが荒れてしまった。