■コア視聴率「1.1ポイント爆上がり」のワケ

 前週の4月9日、裏ではダウンタウン松本人志(58)をはじめ、さまぁ~ずバナナマン東京03バイきんぐかまいたちなど、『キングオブコント』の審査員や歴代チャンピオンが集結した『キングオブコントの会2022』(TBS系)が放送されており、同じコント番組の『新しいカギ』は完敗を喫してしまった。

「その日の『新しいカギ』の世帯は4.1%、コアは3.0%でした。それが16日の放送ではコア視聴率が前週から1.1ポイントも上がっているんです。これは通常ならちょっとありえない話。間違いなくなにわ男子のおかげでしょうね」(前出のお笑いプロ関係者)

 4月16日の『新しいカギ』は「コント参戦なにわ男子VSはこね男子」と題し、なにわ男子が番組に出演することが事前にアナウンスされていた。

「そのため、なにわ男子ファンがこぞって見たんでしょう。ただ、番組序盤から“なにわ男子が登場しますよ”と煽っていたものの、実際になにわ男子が出演するコントが放送されたのは番組終盤の5分ほど。放送後には不満も上がってしまいました」(前同)

 視聴者からは「新しいカギ、なにわ男子出るからって一緒に見てたけど、最後にちょろっとしか出なかったから文句言ってた」「新しいカギ、観てましたよ でも一瞬やった 待って待って待ったのに……ラスト……一瞬!!」といったコメントがネットには寄せられた。

「ファンはいつなにわ男子が出るのか、番組を注視し続けたんでしょうね。結果、コア視聴率が前週より1ポイント以上も上がった。わずか数分しか出演はなかったわけですが、事前に“なにわ男子が出る”とアナウンスすれば、コア視聴率が爆上がりするということですよね。それだけ、今のなにわ男子にもの凄い勢いがあり、多数の若い層のファンがついているいうことです」(同)

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