■「家族に近いよね」と発言したことも
当時、ツイッターで手越が《わぁ 自分のことのように嬉しいー！！ママかぁ。感慨深いなぁ。。元気な子供に出会えますように。。本当におめでとう》と引用リツイートをすると、１時間ほどで、イモトが、《そんなふうに言ってもらえて幸せです。ありがとう》とニッコリと笑った絵文字を添えて返していた。
ちなみに、イモトが結婚した１９年当時には「家族に近いよね。テレビの前の人は、その人が裏でどう頑張ってるかって見れないわけじゃん。でも俺らは、彼女の裏の頑張りとか、どういうモチベーションで番組に臨んでるかをずっと見てるから、より彼女のすごさを知ってるわけよ」と、ラジオ『ＫちゃんＮＥＷＳ』（文化放送）で結婚を知った際の心境を明かしていた。
「『イッテＱ』で、手越さんはイラッとするチャラい発言や自信過剰なことを言うたびナレーションに“神様、どうか失敗しますように”“（手越がミスして）イエーイ！”と茶化されていましたが、何やかんや文句を言いつつ最後まで成し遂げる姿が視聴者にも人気で、名物キャラでした。
そして何より最近のジャニーズでも特に派手なイケメンだったので、番組に華を添えてくれる役割もありました。今回のようなやり取りを見ていると、手越さんの不在は、やはり残念ですよね」（前出の専門誌記者）
２０年以降『イッテＱ』はコロナ禍で海外ロケが行えないまま、今年で３年目を迎えてしまった。国内ロケでしのいでいる状況だが、やはり限度はある。
「４月３日放送回では『イッテＱ』に出るたびに女優の枠を超えた大活躍をする木村佳乃（４５）が、２１年２月８日放送回ぶりに出演して盛り上げてくれましたが、木村さんの本業は女優で、私生活も小さな子どもがいるためハイペースの出演は難しい。新規加入したまかろにステーションのギャビン（２７）はイケメンで性格もよくて視聴者に受け入れられつつありますが、ロケの技術は正直イマイチ。手越さんがいればなぁ、と痛感します」（前同）
２０年６月に行ったジャニーズ事務所の退所会見で手越は『イッテＱ』について、
「僕は本当に『イッテＱ！』という番組に恩返ししたくてもしきれないくらいのものを与えていただけた」「僕の人生を変えてくださった番組」と語っている。
番組のピンチのいまこそ、「テイッ！」と戻れれば……。
（２０２２年４月９日公開）
