■「決めつけとか安心感は僕は好きじゃない」と語った堂本剛

 4月25日に放送された『しゃべくり007』(日本テレビ系)には女優の川栄李奈(27)がゲスト出演。彼女の転機になった作品として、2014年放送のドラマ『ごめんね青春!』TBS系)を取り上げた。

 同作では錦戸が主演を務めたものの、『しゃべくり007』では錦戸の名前がいっさい出ることなく、ドラマも「仏教系の男子校とカトリック系の女子校の青春を描いた、満島ひかり主演の学園ドラマ」と紹介され、違和感を抱いた視聴者もいたようだ。

「錦戸さんはグループ、事務所を辞める前の態度や動きがあまりにも良くなかったという話ですね。グループの活動中に退所後の打ち合わせを露骨にするなどし、メンバーからも苦言が呈されたと言われていました。

 一方、渋谷さんはジャニーズ事務所退所後、世界放浪の旅に出るなど、メジャー路線とは一線を画した独自路線で活動を続けてきました。関ジャニ時代からのファンが今でも大勢いますから、活動は順調なのでしょうが、メディア露出はガクンと減りました。それもやはり、彼がジャニーズサイドにとって“NG案件”で、いわゆる“ジャニーズ忖度”が発生しているからだとささやかれています。

 違う日、違うステージだからといっても同じ音楽フェスに現役ジャニーズタレントの剛さんと一緒に並び立つことに、ジャニーズサイドはいい顔をしないでしょう」(前出のワイドショー関係者)

 一方の剛も、ジャニーズ事務所に所属しながらも完全独自路線を貫いている。

「ジャニーズ上層部もジュリー氏も、滝沢秀明副社長(40)も、剛さんには強く出ることはできないでしょう。堂本光一さん(43)含め、キンキはジャニー喜多川氏(享年87)の言うことだけを聞いてきており、ジャニー氏が逝去した今、それぞれ独自に動いているとされますからね」(前同)

 1月3日放送のラジオ番組『KinKi Kids どんなもんヤ!』(文化放送)で、剛は「いわゆるジャニーズで言うとジャニーズっぽくないことも好きですし、ジャニーズっぽいことも好きです。ジャニーズっぽい、“これだけやっていればジャニーズはいいんだ”……この決めつけとか安心感は僕は好きじゃないんで」と語った。

 また、「“ジャニーズでもこれができるんじゃないか”というネオジャニーズはあっていいなと思って僕はずっとやってきてますからね」や「それをやることによって、本来のジャニーズも極められていくし、楽しめるっていうのが僕の人生の、ジャニーズの法則でございます」「“これちょっと違うな”みたいなやつもできると思いますけど、そんなビビってたら何も作られへんでって思いますからね。“やったらええやん、やりたいと思ったら”って僕は思います」と独自のアイドル論を展開した。

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