■『全裸監督』の制作費は1話2億円

 テレビ不況が続いている今、地上波ドラマでここまでの事前のケア、アフターケアはとてもできないだろう。

 一方、全世界で2億2000万人以上の会員がいるネトフリは、オリジナル作品に多額の予算を投じている。2021年1月の『デイリー新潮』によると、『全裸監督』の場合は1話2億円、シーズン1は全8話で16億円もの予算がかけられていたという。

「ネトフリ作品は世界で配信されており、ヒットすれば利益も大きいわけです。制作サイドには“ヒットさせなければならない”というプレッシャーもあるでしょうが、ネトフリ作品は予算が潤沢すぎるほど潤沢で、制作費の心配をすることなく作品づくりに打ち込める。だからこそ、ヒット作が続々と生まれているんでしょう。

 出演者へのギャラも破格で『新聞記者』で主演を務めた米倉さんは1話800万円、『全裸監督』の山田さんにもそれに近い額が払われていたと聞こえてきています」(前出の芸能プロ関係者)

 元テレビ東京プロデューサーの佐久間宣行氏(46)が手掛けた『トークサバイバー!』でメインを務めた千鳥にも、米倉に近い高額ギャラが支払われていたとされる。

「それぞれ騒動以降、なかなか新規の仕事が決まらなかった唐田さんと剛力さんですが、稼働できない期間もギャラを保証してくれるネトフリの仕事はかなりオイシイだけに、ありがたいのではないでしょうか」(前同)

『極悪女王』では、肉体改造に励み大きくなったという唐田&剛力による「クラッシュ・ギャルズ」のパフォーマンスに期待したい!

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