■キャラの描き方が浅い？
視聴者はツイッター上で、「登場人物がずっとセックスの話しててウケるな。月曜１０時にやるドラマか〜!?」などとツッコんでいたが、「北斗とアリスちゃんがかわいくて見ているけど、主人公が空気読めない自己中女子で、こじらせ恋愛していて共感できない」などの不満の声も。
響子が純を信用していなかったり、アリサが響子の不倫を後押しするなど、この３人は本当に友だちなのかと疑ってしまいたくなる。さらに、あいかわらず純は他人の事情を考えずに行動する自己中で、３人の恋模様に多くの視聴者が共感できていないようだ。
それぞれが恋愛に事情を抱えているが、男女６人（＋響子の夫）もいるので現段階では描写不足となっていて、彼らの言動のきっかけは何なのか、何を意味しているのか、視聴者には分かりづらい。そのため、キャラへの感情移入ができないのかもしれない。
純の母は男に夢中になると周囲が見えなくる女で、幼い純にツラい思いをさせていたこと。柊磨が坂入拓人（古川雄大／３４）の父の浮気相手の子どもであることなど、背景は少しずつ明らかになっている。これらが見えてくれば、共感度もあがっていくのだろうが、物語はすでに中盤。離れた視聴者を戻すには、すでに手遅れかもしれない。（ドラマライター／ヤマカワ）
