■「IKKO最強説」で以前も「朝ドラ受け」を救ったことがある

 18年放送の『行列のできる法律相談所(現:行列のできる相談所)』(日本テレビ系)では、ミッツ・マングローブ(47)が一般人の酔っ払い男性に「この中で誰がタイプ?」と絡まれた際にIKKOの「どんだけ~!」のモノマネで返したところ、男性も「面白い!」と満足してそのまま退散した、というエピソードを紹介し、誰も傷つけないでその場をしのぐことができる「どんだけ~!」をはやらせた「IKKO最強説」を主張。

 さらにマツコ・デラックス(49)も「IKKOさんて、その場全てを和ますよね」と讃えていたのである。

「IKKOさんの“朝ドラ受け”は、実は今回が初ではありません。今回、大吉さんが“助かるぅ”とポツリとつぶやいたのは、21年11月25日に当時上白石萌音さん(24)主演の『カムカムエヴリバディ』をやっていた時のIKKOさんのリアクションがあったからでしょう」(前出の女性誌記者)

 その日の『カムカムエヴリバディ』では、岡山で和菓子屋「たちばな」を再建しようと立ち上がった安子(萌音)の父親である金太(甲本雅裕)が一家団らんの夢を見ながら心臓病で死亡してしまう、という非常に辛いエピソードが放送され、『あさイチ』もお通夜ムードに。

 鈴木アナに至っては  「ダメだ、もう……」と涙でコメントできない状態になっていたのだが、「これが噂の『まぼろし~』ってやつですよね」「そういうことだね。もうこの方に吹き飛ばしてもらおうかな」と華丸大吉がゲストのIKKOに呼びかけ、IKKOが「まぼろし~!」を披露したところ、場の空気は激変。和やかな雰囲気になったスタジオに大吉は「あー、助かった。まぼろしの方がいてよかった」と胸をなでおろしたのだった。

 どんなボールが飛んできても、なんとかしてくれる。プロ野球で言えばゴールデングラブ賞並の信頼を誇るIKKO。これからも『あさイチ』に限らずバラエティ番組での「コメント力」に期待したい!

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