■SMAP解散や不倫退所の近藤真彦にも言及

 女性誌ライターは話す。

「岸さんがレジェンドグループ2組を前に遠慮するというエピソードも微笑ましいですが、あらためてキンキとV6の絆の深さを感じますよね。両組、さらにここにTOKIOを加えた3組は世代も近く、J-FRIENDSとしても活動していましたからね。ラジオ番組では、堂本剛さん(43)もたびたびTOKIO、そして解散したV6に触れてきました。今回、森田さんの名前が出たのもV6ファンからしたら嬉しいでしょうね。

 現役のジャニーズタレントが事務所を退所したタレントの名前をメディアで出すことはまだまだタブーとされている節があります。以前に比べたらそういったしがらみはなくなってきつつあるようですが、そうなる前からキンキの2人はグループの解散や退所した辞めジャニにも言及してきました」

 2016年1月にSMAP解散騒動が報じられた際、光一は「僕らも詳しいことはなかなか聞くことはできなかったのですが、KinKi Kidsはデビュー前からSMAPのみなさんのバックをやらせていただいていたので、そういった意味では心配ではあった。でも、ことは落ち着いたと聞いていますし、これからも芸能界、エンターテインメントの世界でも先輩、パイオニアでい続けてほしい」とコメントしていた。

「他のタレントが沈黙する中、キンキの2人はメディアでもSMAPの話をしていたんです。また、光一さんは昨年4月に退所した近藤真彦さん(57)についても、『どんなもんヤ!』で“それこそマッチさんにしても……それは退所されたとしても、僕にとっては永遠の先輩であったりだとか”と、いまだに尊敬していると語りました。

 キンキはジャニーズ内で独自のポジションを築いているからこそ、自分たちの思ったことを言いやすいというのもあるんでしょうね。

 そんな光一さんは舞台を中心に後輩と共演し、Hey!Say!JUMPなど、後輩グループのコンサートの演出も手掛けています。いまだに10~20代の若手との交流も多く、上にも意見できる。ジャニーズのまとめ役として、ますます存在感を示していくのではないでしょうか」(前同)

 CDデビュー25周年を迎え、光一は今まで以上にジャニーズ事務所にとって重要なタレントになってきているようだ。

  1. 1
  2. 2
  3. 3