5月30日深夜に放送された『新・乃木坂スター誕生!』(日本テレビ系)。デビューから3か月の乃木坂46の5期生たちが昭和と平成の名曲を歌い上げる番組だが、この日はMCのオズワルド伊藤俊介(32)いわく「5期性の風神・雷神コンビ」が初出演すること、ゲストとして武田鉄矢(73)が出演することが告知されており、話題を集めていた。
「“風神・雷神コンビ”というのは、中西アルノ(19)と岡本姫奈(18)の2人のことを指します。中西さんは新メンバー発表の直後、いきなりグループの新曲『Actually…』でセンターに抜擢されるなど、非常に期待が大きかったのですが、両名ともSNS関連でトラブルを起こし、中西さんは3月3日、岡本さんは18日に活動自粛となっていました」(女性誌記者)
その後、2人は4月27日に開催された第2回「5期生お見立て会」で復帰。
「ファンのみなさまに不快な思いをさせてしまったことお詫びさせて頂きたいと思います。
本当に申し訳ありませんでした。
また あまりにも多方面にご迷惑をおかけしたこと重ねてお詫び申し上げます。
こうして、また乃木坂46のメンバーとして活動を再開できること心から感謝しています。
支えてくれた同期、励ましてくださった先輩方愛を持って導いてくれたスタッフの方々
何より、こんな状況にも関わらず心配し励まし応援してくださったファンの皆さんの存在こそがわたしを支えてくれました。本当に有難うございます。これから全力でお返しが出来る様に頑張っていきたいと決意をあらたにしています」(中西/公式ブログ)
「流出させてしまった画像を目にし、大変不快に思われた方がたくさんいらっしゃる事と思います。当時の私はSNSの使い方も浅はかで、このような事態を招くかもしれないという事を全く想像さえしていませんでした。画像の流出にファンの皆様、先輩メンバーの皆さん、5期生メンバーにとても申し訳なく思っています」(岡本/お見立て会)
と、それぞれコメントしている。
「きちんと謝罪もしてメンバーも受け入れてくれはいましたが、そんなデビュー早々にケチがついてしまった2人に、SNSではいまも賛否の声が出続けています。
しかし、今回の放送で岡本さんと中西さんはアーティストとしての底力を見せつけ、一気にトレンド入りするほどの歌唱力を見せてくれました」(音楽ライター)
番組では、まず中西が宇多田ヒカル(39)が99年に発表した『First Love』を歌う。歌唱前からメンバーの井上和(17)は「感動して泣いちゃうくらいうまくて」と太鼓判を押していたのだが、実際に歌い始めると空気は一変した。
「よく“歌が上手い人はふだんのトークと歌唱時で声が全然変わる”といいますが、まさにその通りでした。歌いだしの低音はよく響くほか、サビの“誰を思っているんだろう”が“思っているんだはー”に聞こえる独特の歌い方も再現しつつ高音パートもしっかり歌い上げていて、英語パートもばっちり。披露後はスタジオにいた乃木坂メンバー9人中3人が泣いていました」(前同)