■雑なディティールに不満の声も

 ドラマ終盤、志村がシノビを逮捕して暗殺計画を防いだころ、書類を調べていた犬飼課長が重要な秘密を発見したような表情を浮かべる。すると、志村の携帯に犬飼課長から「落ち着いたら、屋上に来てくれ」とメッセージが入った。

 そして、犬飼課長が夜道を一人で歩いていると、背後に黒いフード姿の人影が忍び寄る。次の場面では、犬飼課長が道路にうつ伏せで倒れていて、そこにトラックが走ってくる。その現場に志村がやって来ると、口から血を流す課長が救急車に担ぎ込まれる姿があった。

 次回予告で、志村が「課長は殺されたんです」と語っており、視聴者はツイッター上で「原田泰造がまさかの途中退場!?」「犬飼課長、疑ってごめんなさい。でも、警察が死亡を偽装してる可能生もありそう」などと、突然の死への驚きととにも、信じたくないという声を寄せていた。

 また、「捜査課課長が部下もなしに何度も単独行動、シノビなのに殺しの武器丸出しとか、演出に穴がありすぎでモッタイナイ」「脇役にまったく重厚さがなくてハマれない」などと、視聴者からのツッコミや不満の声もあったが、見逃し配信サービス「Tver」では総合ランキング1位になっている。

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