５月２８日に、ＫＡＴ－ＴＵＮの上田竜也（３８）による冠番組『上田竜也の見た目で絶対決めつけないＴＶ』（テレビ東京系）が放送。内容は、容姿に悩む一般人をメインに、現代社会では扱うことすらタブー視されがちな見かけ、ルッキズム問題に切り込むバラエティ番組だったが、現在テレビで姿を消している意外な芸人が“出演”し、反響を呼んでいる。
「番組では最初に『有名人のそっくりさんは見た目で得してる？ 損してる？』という話題を取り上げました。イケメン俳優や女優のそっくりさんはいいけど、“イジられ芸人”のそっくりさんは嫌なことも多いのではないか、という調査企画です。
ここで、番組はイメージイラストを出したんですが、そこに意外な人物が混じっていたんですよ」（制作会社関係者）
番組が「もしかしたら損？ イジられ芸人の場合」というテロップを出し、クズキャラの安田大サーカスのクロちゃん（４５）、“ビジュアルのキモさ”がブレイクした理由の１つだったアンガールズの田中卓志（４６）、今回のスタジオ出演者である三四郎・小宮浩信（３８）の３人にくわえ、１９年に闇営業騒動を起こしてテレビから姿を消した宮迫博之（５２）の顔イラストも“登場”させたのだ。
「宮迫だけでなく、例として出てきた全員のイラストについてスタジオでいっさい触れることはありませんでしたが、意外でしたね。
というのも、基本的に芸人が何らかの不祥事を起こしてテレビから姿を消すと、出演者が不祥事をネタにトークで名前を出すことはあっても、わざわざ顔写真やイラストを出すことはほとんどないですからね」（前同）
一例を挙げると、宮迫がＭＣとしてレギュラー出演していた『アメトーーク！』（テレビ朝日系）では宮迫の名前が出ることはあれど、顔写真や過去映像は映らず。４月２１日放送回で宮迫の息子でお笑いコンビ「フライドポテト」の藤井陸（２１）の話題が出た際も、宮迫の顔写真は出ることはなかった。
「テレ東は、２０年にＹｏｕＴｕｂｅｒのヒカルさん（３１）と宮迫さんが出演した靴通販サイト『ロコンド』のＣＭを流したり、『有吉ぃぃｅｅｅｅｅ！そうだ！今からお前んチでゲームしない？』でも悪意たっぷりにデフォルメした宮迫さんの似顔絵を出してネタにしたり、他局に比べて“宮迫ガード”が少しユルい部分があるんですよね」（前同）
