6月7日に行われた「世紀の一戦」井上尚弥(29)対ノニト・ドネア(39)。ボクシング世界バンタム級WBAスーパー&IBF世界バンタム級統一王者の井上とWBC同級王者のドネアとの3団体統一戦は、2回途中でのTKO勝利と井上が圧勝し、日本人初の3団体統一王者に輝いた。世界中の注目を集めたこの一戦では、井上の入場時に行われたパフォーマンスにも絶賛の声が集まっている。
「ギタリストの布袋寅泰さん(60)が、サプライズでリングに上がりお馴染みの黒字に白の“ギタリズム柄”の入ったギターをかき鳴らし、『バトル・オブ・モンスター』や、クエンティン・タランティーノの映画『キル・ビル』で使用された『新・仁義なき戦い』のテーマを生演奏したんです。
服装は白いジャケットとシャツ。主役である井上選手の邪魔にならないように配慮したのか、パフォーマンスは控えめだったものの、これもファンにとっては“いいバランスだった”と高評価の要因になっています」(音楽ライター=以下同)
布袋はツイッターで、
《興奮未だ覚めやらず。ギタリスト冥利に尽きるパフォーマンスでした。数多くのステージに立ってきたけどリングの上は初めて。最後に両手を合わせた時は身体に稲妻が走るような感覚でした。エネルギーをもらったよ。ありがとう尚弥くん》
《井上尚弥くん!日本人初の3団体統一チャンピオンおめでとう!あまりの強さに未だ鳥肌が止まりません。大橋会長、チーム井上の皆さん、ファンの皆さん、おめでとう!そしてドネア選手、素晴らしいスピリットをありがとう!》
とツイートしているほか、
《痺れました、、
過去一のテンション爆上がりで入場する事が出来ました!!
そして最高の結果を出せました。
僕の熱望を受けて下さり感謝です。
ありがとうございました!》
という井上選手のツイートにも《身に余る光栄です!》と返している。
「入場時のギターパフォーマンスをした時点で大好評でしたが、こうして勝利して新記録も打ち立てたことで、改めて布袋さんとのコラボは縁起がいい、というムードが強まるかもしれませ。このところ、過去に布袋さんとコラボした相手が話題になっているので、なおさらです」
まずは、ハリウッドスターで今年5月に最新作『トップガン マーヴェリック』が公開されたトム・クルーズ(59)だ。同作は、6月8日時点で日本を含む世界興行収入が5憶5720万ドル(約700億円)を突破する大盛況ぶりで、世間をにぎわせている。
「布袋さんは、11年に同じくトム・クルーズ主演映画の『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』にテーマ曲を提供しており、当時のファンミーティングに出席して握手したり、生演奏を披露したこともありました。これについて、6月3日にインスタグラムのストーリーズ機能を更新して、布袋さんはトムクルーズにメッセージを送っていましたね」