「この頃都にはやるもの。夜討強盗謀綸旨……」で始まる『二条河原の落書』は、南北朝時代の社会を風刺した文書として有名だ。 その落書に「都にはやる」ものの一つとして「バサラ」という言葉が登場する。「人目を驚かせる服装で飾りたてることや常識にとらわれない行動」を指し、南北朝時代の流行語だったといえる。 …
「この頃都にはやるもの。夜討強盗謀綸旨……」で始まる『二条河原の落書』は、南北朝時代の社会を風刺した文書として有名だ。 その落書に「都にはやる」ものの一つとして「バサラ」という言葉が登場する。「人目を驚かせる服装で飾りたてることや常識にとらわれない行動」を指し、南北朝時代の流行語だったといえる。 …