二宮和也、夏の主演映画『TANG』への「最高の先鋒」が今季最高評価ドラマ『マイファミリー』と“休養中”リーダー・大野智になる理由の画像
二宮和也、大野智(嵐)

 6月12日に最終回を迎えたドラマ『マイファミリー』(TBS系)。二宮和也(38)にとって18年の『ブラックペアン』(TBS系)以来の連ドラであることや、15年ぶりに多部未華子(33)との共演することなどが放送前から注目を集めており、最終回も世帯平均視聴率が16.4%、個人平均視聴率10.3%を記録する大ヒットとなった。

「毎週、役者やタイトルがツイッタートレンド入りを果たしたほか、世帯平均視聴率については最低視聴率さえ第4話の11.0%で、全話11%以上という好成績。主演の二宮さんについても、娘や誘拐された子どもを救出すべく必死な姿などが素晴らしかった、と絶賛されていました。夏の主演映画の前に、最高の形で評価が高まっていますね」(映画ライター=以下同)

 二宮が主演する映画というのは、8月11日公開の『TANG タング』。ゲーム三昧で妻に捨てられた無職の春日井健(かすがい・けん)が記憶をなくした迷子のロボット・タングと「人生の宝物を探す大冒険」をする、というストーリー。イギリスのデボラ・インストールの小説『ロボット・イン・ザ・ガーデン』が原作だが、親日家のインストールは、主演の二宮について、

《特に楽しみなのは、『硫黄島からの手紙』で西郷を演じた二宮和也さんが健を演じるということです。繊細さとユーモアを持った彼は、まさに健を演じるのにぴったりな方だと思います。》

 と太鼓判を押している。

「風景についても、近未来ふうな都会や緑と海がきれいな島が、見ていて本当にワクワクする。テレビでも映画館でもバンバンCMが流れているし、老若男女問わず楽しめそうな予告編からは“この夏最大の話題作”という言葉が実に似合います。

 くわえて、嵐のファンにとっては、『マイファミリー』以上に注目を集める出来事が起きましたよね。今夏の映画館は、嵐ファンでごった返すことでしょう」

 その出来事とは、休養中のあの嵐メンバーがスクリーンで見られること。

 今年7月1日、17年公開の大野智(41)主演映画『忍びの国』が全国で復活上映することが、リクエストの多い映画を映画館で上映する『ドリパス』で6月9日発表され、ファンが盛り上がっているのだ。

 同作の公開時に行われたインタビューで大野は「嵐の活動と俳優業の意識の違い」について聞かれた際に、

《俳優の仕事だと一人なので「ちゃんとしなくちゃ」という思いは強いです。撮影が終わって5人の仕事になると、そこでスイッチが切り替わる感じです。出張に行って、帰ってくるみたいな》

 と『シネマトゥデイ』で話しており、嵐が大切な居場所になっているのが分かる。

  1. 1
  2. 2
  3. 3