■見取り図も『ラヴィット！』で売れた部分がある
見取り図は１８年に『Ｍ－１グランプリ』のファイナリストになって以降、関東で知名度を上げて多数の番組に出ていたが、全国ネット初のレギュラー番組は、２１年３月３１日開始の『ラヴィット！』だった。
「途中から『ラヴィット』は盛山さんをイジると爆裂に面白いことに気付き、“露骨に不自然な回転をするイカサマサイコロ”“ルーレットを当てた盛山『以外』が試食“”試食の箱がマトリョーシカ式になっていて時間切れで食べられない“というネタを連発。これが、いつしか番組の日常風景になったんです。今年に至っては、番組を強制的に卒業させられる事件までありました（笑）」（制作会社関係者）
今年４月２０日放送回のランキングクイズ中に盛山が悪ふざけで「スタッフさんの台本をひょんなことから見てしまいまして」と発言したところ、正解でも不正解でもカドが立つと川島と言い合いになったはずみで「ホントに１位やったら『ラヴィット！』卒業します」と宣言。
結果、１位になってしまった盛山は６月１日まで「ゲスト」枠に降格され、毎週レギュラー復帰チャレンジをやらされていたのだ。
「また、歌手でタレントの“あの”は、２１年１０月１３日の『ラヴィット！』に出演。翌週２０日の『水曜日のダウンタウン』（ＴＢＳ系）で種明かしをした連動企画“生放送の裏で色々やってましたＳＰ”で、一躍とんでもない勢いで知名度を上げたことで知られています。メンバーも、今回の放送で一気に日本中に認識されたのではないでしょうか。
ちなみに、この“あの”の企画で飛び出した大喜利回答が原因で『ラヴィット！』は公式グッズに“麻雀牌のチーソー型ストラップとメジャー”を採用する悪ノリぶりを見せています。『ラヴィット』は良くも悪くも内輪ネタをコスり続けることが多いので、メンバーの件も今後ネタになる、という可能性もあり得ますよね」（前同）
実力は十分のメンバー。全国ブレイクのキッカケを掴めたかもしれないー－。
