■ガーシーの攻撃が終了しても残る懸案事項

 放送中のNHK大河ドラマ鎌倉殿の13人』で主演を務める小栗だが、近い将来、所属事務所の社長に就任する予定だと複数のメディアが報じてきた。また、2020年1月の『女性自身』の取材に対応した代表取締役の山本又一朗氏(74)も「そんな構想や予定があることは間違いありません」と認めていた。

 そんな小栗の独立話とはいったい――。

「関係者の間ではかねてより噂されていましたが、トライストーンがソニーの傘下に入るという話が持ち上がっていたんです。それで小栗さんの社長就任の話が立ち消えそうになりそうだとも言われました。

 そんな中、東谷氏が5月25日に行なった生配信で、社長が独断的にソニーに事務所の身売りを進めていると暴露したんです。山本氏が保有するトライストーンの株式の一部をソニーに譲渡するという取引だったようですが、これをトライストーン関係者は知らなかったと東谷氏は主張。小栗さんもこの話は“聞いていない”となっていると……。

 東谷氏が一方的に語ったことではありますが、身売りの噂は東谷氏の登場以前から語られていたことで、ここにきてリアル感が増しています。最悪の場合、小栗さんが若手俳優を引き連れて事務所を出るという事態にまで発展するのでは、ともささやかれていますね」(前出の芸能プロ関係者)

 トライストーンには小栗や綾野をはじめ、田中圭、坂口健太郎、木村文乃(34)、間宮祥太朗(29)、赤楚衛二(28)など、第一線で活躍する俳優が多数所属している。

「最悪の場合、そんな若手を引き連れて小栗さんが事務所を離れるかもしれない、という状況にあるからこそ、事務所はこのタイミングで“然るべき法的手続等の対応”に出ると大々的に発表したのでは、とも言われています。事務所としては“ガーシーが言っていることは間違っていること”だと、内外に示したかったのではないでしょうか。

 そのため、TAKUYA∞さんの説得で東谷氏が暴露系YouTuberを辞め、攻撃がなくなったとしても、綾野さんや小栗さんが所属する事務所の問題はまだ続いてしまうのでは……という見方がされていますね」(前同)

 東谷氏と立花氏の前代未聞の“暴露選挙戦”。果たして今後、どんな展開が待っているのだろうか――!?

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